「自動車メーカーのワイヤレス給電への取り組みがますます加速している」――。 先日、ワイヤレス給電技術に関する特集記事の取材を進めている野澤記者/久米記者から、このような報告を受けた。電気自動車(EV)への充電手法として、無線で給電するワイヤレス給電技術に、トヨタ自動車や日産自動車、三菱自動車など各社が力を一層注いでいる姿が、取材で浮き彫りになってきたようだ。もともと今回の企画記事は、スマートフォンなど携帯機器で実用化段階を迎えたワイヤレス給電技術について、最新の業界動向をまとめるという主旨でスタートした。ところが、各業界の有識者や、要素技術を手がけるメーカーの聞き取りを進めていくと、携帯機器にとどまらず、自動車メーカーの非常に活発な動きが見えてきたようだ。
【提言・インフラ】ワイヤレス給電、国際標準化を睨んだ動きが活発化
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2011年11月7日