日産自動車は29日、超低燃費のガソリンエンジンを搭載したコンパクト車を早ければ来年中にも発売する方針を明らかにした。ガソリン1リットルで30キロ前後走行できる燃費性能を目指す。超低燃費のガソリン車は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)に続く“第3のエコカー”とも呼ばれ、マツダなどが積極的に展開。この分野に日産が参入することで、業界内のエコカー競争はガソリン車でも本格化することになる。新型車は、排気量が1000~1300ccのコンパクト車。3気筒のエンジンに、空気を圧縮してエンジンに送り込む「スーパーチャージャー」という過給器を取り付ける。これによって、最も燃料を無駄遣いする走り出し時の燃費が改善し、トータルで低燃費を実現できるという。
日産“第3のエコカー” 来年、1リットル30キロ・ガソリン車(msn産経ニュース)