サントリーホールディングスは、サントリー天然水南アルプス白州工場・白州蒸溜所の工場見学用にリチウムイオン電池搭載型の電気バスを導入し、１０月２９日（土）から本格運行を開始する。同社は、「資源の徹底的な有効利用」を環境保全活動のひとつの柱に据え、バリューチェーン全体を通じた省資源・省エネルギー活動を行っている。今回こうした活動の一環として、民間企業で初めてリチウムイオン電池搭載型の電気バスを導入するもの。この電気バスは、早稲田大学理工学術院・紙屋 雄史教授の監修のもと開発された“短距離走行・高頻度充電”の新型電気バス。従来の電気バスの課題である電池の搭載容積や重量を大幅に削減、さらに工場見学用バスの運行状況、条件にも適していることから今回の導入に至った。当面は、天然水工場の見学ツアー“天然水ガイドツアー”（往復約１．６ｋｍ）を運行させる。
サントリーＨＤ、山梨県の白州工場・白州蒸溜所にリチウムイオン電池搭載型の電気バスを導入（プレスリリース）
