パワー・マネジメント技術で世界をリードするIRジャパンは12日、耐圧600Vの車載用IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)シリーズ4品種を発売した。電気自動車やハイブリッド車で使われる可変速モーター制御や電源などの用途に最適化している。新しいIGBTシリーズは、さまざまな最大コレクタ電流の製品をそろえており、短絡耐量(SCSOA)が5μs以上で、コレクタ-エミッタ間電圧VCE(on)が低く、VCE(on)の温度係数が正という特徴がある。このため、24A~160Aの高い電流密度が要求されるエアコンから主電動機のインバータ制御までのさまざまなモーター駆動システムに最適。
IRジャパン、車載用IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランンジスタ)シリーズ4品種を発売(プレスリリース)