IT(情報技術)など最先端技術を紹介するアジア最大級の国際展示会「CEATEC JAPAN2011」が、4日から始まる。2011年は、東日本大震災の影響で、災害や電力不足を意識した展示が注目されている。小惑星探査機「はやぶさ」の技術も応用したヘリコプターは、手でハンドルを回すことで、機体を浮上させることができる。このヘリコプターは、乗った人の体重をもとに、機体のバランスを調整して、人力だけでの浮上が可能で、この技術を使った災害救助への応用も目指している。「タイコエレクトロニクスジャパン」の江部秀社長は「(実用化が進めば)緊急時に、もっと簡単に人を救出したり、物資を運んだりとかできると思う」と話した。また、「CEATEC JAPAN2011」では、災害による電力不足を意識して、「エネルギーの自給自足」をテーマにした展示が見どころとなっている。
最先端技術を紹介するアジア最大級の国際展示会「CEATEC JAPAN2011」、4日から開催(FNNニュース)