トヨタ自動車は3日、植物を原料にするバイオ燃料を独自に開発し、2020年までに実用化する方針を発表した。化石燃料に代わるエネルギーの確保が地球規模の課題になる中、バイオ燃料を有力なクリーンエネルギーと位置付け、それを使うハイブリッド車(HV)の発売も視野に入れる。トヨタは、熱帯の非食用植物であるネピアグラスを原料にした糖を効率的に発酵させ、燃料となるエタノールをつくり出す酵母菌を開発した。今後もさらに開発を進め、15年までに低コスト化のめどを付け、20年までの実用化を目指す。
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