物流大手のDHLは、国民車メーカーのプロトン・ホールディングスが開発中の電気自動車(EV)を中距離輸送車として導入する方向で検討している。DHLアジア太平洋地区・ビジネス開発担当のクリストファー・オン副社長は、2020年までに二酸化炭素排出量30%カットをめざすDHLの方針の一環と説明。すでにプロトンと導入に向けた話し合いを開始したことを公表した。2012年初めにもテスト運行を開始したい考え。プロトンは2013年の一般販売開始を目指しており、先ごろマレーシア政府に「サガEV」3台、「イゾラ・レンジ・エクステンダーEV(REEV)」5台を公用として引き渡している。
物流大手のDHL、プロトンの電気自動車導入を検討(マレーシアナビ)