JFEエンジニアリングは28日、2010年6月に発表した電気自動車用の超急速充電器『Super RAPIDAS(スーパーラピダス)』の商品化に成功したと発表。同日、横浜本社にて改造EVを使った超急速充電のデモンストレーションを行った。超急速充電器スーパーラピダスは、従来の充電器が80%の充電に約30分かかるところ、わずか8分に充電時間を短縮したのが特徴だ。内部に蓄電池を備えており、その電池に蓄えた電力を一気にEVに放出することで短時間での充電を可能とした。また、この超急速受電器は3相200Vの低圧受電でも運用できるのも利点だ。従来、急速充電器を導入するには高額な大容量電源用の変圧設備が必要であったが、スーパーラピダスならば、そうした設備が必要とならない。
8分で80%充電…EV超急速充電器、JFEエンジニアリングが商品化(レスポンス自動車ニュース)