ドイツBMW社は、フランクフルトモーターショーにおいて、電気自動車(EV)「i3 Concept」とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)「i8 Concept」を披露した。2011年2月に立ち上げたサブブランド「BMW i」の車両で、i3を2013年末に発売し、その後すぐにi8も市場投入する予定。i3 Conceptは、モーターとLiイオン2次電池、サスペンションなどを収めたAl製の「Drive Module」の上に炭素繊維強化樹脂(CFRP)製の乗員室「Life Module」を載せた構造になっている。軽量なCFRPを使うことで、モーターやLiイオン2次電池による重量増を相殺し、航続距離の伸長や機動性の向上につなげる。さらに、下部にモータ-やLiイオン2次電池を配置することで重心を下げた。
【フランクフルトショー】BMW社、2013年投入予定のEV「i3 Concept」とPHEV「i8 Concept」を披露(Tech on)