日産自動車の米国法人は19日、電気自動車(EV)「リーフ」の価格を現行より2420ドル(19万円)引き上げると発表した。寒冷地対応など装備拡充が主な理由だが、原材料価格の上昇や円高も値上げの一因とみられる。2012年モデルでは、バッテリーウォーマー、ステアリングヒーター、シートヒーターなど、寒冷地対策機能が標準装備される。また「リーフSL」では30分以内に80%の充電が可能になるという。メーカー希望価格は「リーフSV」が3万5200ドル(約279万円)、「リーフSL」が3万7250ドル(約296万円)。
日産、米でEV車「リーフ」値上げ、装備強化や円高で(日本経済新聞)