名古屋工業大学と日本ガイシは、名古屋工業大学内に「日本ガイシ イノベーション研究所」を設立し、次世代半導体材料と次世代電池用材料について連携して研究開発を開始した。新しい産学連携スキームにより、技術の先進性を追求するとともに研究開発のスピードを重視し、次世代の新製品を創出する。名古屋工業大学と日本ガイシは、これまでも産学連携による共同研究や技術指導を実施してきた。名古屋工業大学のプロジェクト研究所制度に基づいて設立した日本ガイシ イノベーション研究所では、名古屋工業大学領域長の森 秀樹教授が研究所長、日本ガイシ研究開発本部の松廣啓治理事が副所長担当の専任プロジェクト教授を務める。新たな結晶育成技術によるレアメタルを使わない次世代半導体材料や、次世代電池用のイオン透過性が高いセパレーター材料など、革新的な性能を備えた新製品の開発に取り組む。期間は2011年4月1日から3年間を予定。
【新技術】名古屋工業大学と日本ガイシ、「日本ガイシ イノベーション研究所」
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– 2011年5月30日