明和製作所はレアアース(希土類)を使わないスイッチト・リラクタンス(SR)モーターの量産を2012年度から始める。約2億円を投じ、11年度中に産業用機械や小型電気自動車(EV)用モーターの生産ラインを整える。年産1万台を見込む。量産ラインにはローターにコイルを巻き付ける巻き線機や、モーターコアの製造用金型、モーター軸を加工するホブ盤などを導入する予定。SRモーターは現在、年間1000台程度を受注生産している。レアアースを含むレアメタル(希少金属)の代替材料や使用量低減技術の実用化が求められていることを受け、SRモーター市場が拡大すると判断し、量産することにした。
【新技術】明和製作所、レアアースを使わないモーターを量産
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– 2011年5月11日