日産の電気自動車『リーフ』のヘッドランプにはLEDが使われている。LEDは、これまでもハイマウントストップランプや室内灯、テールランプなどに利用されていたが、明るさや製品コストの問題から一部の高級車種を除いてヘッドランプへの採用はほとんどなかった。しかし、動力だけでなく、エアコン、照明、灯火類をすべてバッテリーでまかなうEVにおいては、電装品の低消費電力化は、航続距離など車の基本性能に直結する重要事項だ。そのため、EVにおいてはLEDヘッドランプの意味は大きい。モーター以外の消費電力が低いということは、航続距離性能にも貢献するはずだ。
日産 リーフ “世界最高水準の省電力LEDヘッドランプ”はどう実現したのか…市光工業開発者に聞く(レスポンス自動車ニュース)