三菱化学は2012年夏をめどに印刷できる次世代太陽電池を商品化する。重さは現在主流の太陽電池の10分の1でシート状にして折り曲げることも可能。自動車に印刷すれば車体が太陽電池になるほか、発電する屋根や外壁、ロールカーテンなども実現できる。今後、自動車メーカーなどと共同開発を進める。次世代太陽電池は原料にシリコンではなく炭素や窒素を使う。「有機薄膜太陽電池」と呼ばれ、厚さは数百ナノ(ナノは10億分の1)メートル。インクジェット方式で曲面にも印刷できる。
【新技術・電池】三菱化学、車体に印刷できる太陽電池を2012年に商品化
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– 2011年4月3日