イタリアの設計会社ピニンファリーナは11日、フランスの複合企業ボロレ(Bollore)などと共同で電気自動車(EV)を生産すると発表した。ピニンファリーナが保有する工場を自動車開発エンジニアリング会社のCecompにリースし、年間4000台を生産。ボロレに納車する。ボロレはパリ市が主導しているEVのレンタカー事業に車両を供給する。ボロレは2008年のパリ・モーターショーで基本構想を発表しており、ピニンファリーナが開発したEV「ブルー・カー(Bluecar)」の販売を目指していた。パリ市のほか、周辺のイル・ド・フランス地域圏内にある40の市町村にEVを供給する計画だ。
【伊・仏―生産】伊ピニンファリーナ、仏ボロレとEVを共同生産(国際自動車ニュース)