答え:業界ではコンバージョン(転換)EVと呼ばれている。基本的にはガソリン車などの中古車(もちろん新車でも可能)をEVに改造することで、ある意味ではユーザーの好きなクルマをEV化できるというカスタマイズの魅力を内包する。
電気自動車普及協議会ではEVコンバージョン部会が設置され、行政側から国土交通省関東運輸局、自動車検査独立行政法人軽自動車検査協会が参加し、意見交換を行っている過程にある。関東運輸局自動車技術安全部は、以前よりコンバージョンEVの安全性や信頼性に関心を持っていたという。コンバージョンEVは既存車両の有効活用であり、電気自動車である点を含め、環境にやさしい。しかも新しい産業なので運輸局としては、作り手を苦しめるのではなく、育てるための規制にしたいとしている。
今後の動向が注目されるが、安全・技術面でのコンセンサスが図られることで、飛躍的な普及が期待できそうだ。
Q 改造EVについて教えてください。
カテゴリー: EV素朴な疑問
– 2010年8月24日