七尾市の能登島で新年度、電気自動車(EV)産業の誘致と普及を図る「EV構想」が動き出す。同市は産学官連携でEV組立工場や実証実験の場として可能性調査に着手。成長が見込まれるEV産業の集積地に育てるとともに、「環境に優しい島」として観光活性化にもつなげる。 緊急雇用創出事業の一部として、同市の新年度当初予算案に能登島電気自動車構想の推進可能性調査事業費765万円を盛り込んだ。同市によると、EV産業の誘致は石川県内の自治体では初めての取り組み。金大や金沢工大、金沢市内の自動車関連産業と連携して実施し、大学や企業を仲立ちするコーディネーターを1人雇用する。
【地方自治】七尾市・能登島、「EV構想」稼働
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– 2011年2月21日