【施策・海外】オバマ米大統領、EV推進を加速させる予算教書

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オバマ米大統領は、電気自動車の普及を推進する一方でクリーンディーゼル助成プログラムを廃止し、水素を利用する燃料電池車向け研究費を削減することを提案した。予算教書によると、米環境保護局(EPA)のクリーンディーゼル助成の予算は2010年度(09年10月?10年9月)の8000万ドル(現在のレートで約67億円)から12年会計年度にゼロになる。この助成は5年間にわたって議会で再承認され、昨年12月時点で計5億ドルに達していた。オバマ大統領は自動車技術に関する政府の優先事項の見直しに取り組んでいる。予算教書は電気自動車の普及のほか、クリーンエネルギーから供給される電力のシェアを35年までに倍増すること、建物のエネルギー効率の20%引き上げに向け、エネルギー企業を対象とする10項目以上の税制優遇措置から予算を振り向けることを提案する内容となっている。

米予算教書:クリーンディーゼル助成廃止と燃料電池車予算縮小を提案 (ブルームバーグ)

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