世界初の大量生産型電気自動車である日産の「リーフ」が登場したことにより、いよいよ本格的な普及に向けた動きを見せ始めている国内のEV市場。日産は「リーフ」の生産体制を3月までに月間4000台以上に上げ、2011年度には年間5万台を生産すると発表しており、2010年度の目標である6000台はすでに予約完売済みという。一方、昨年の11月に生産累計5000台を達成した三菱自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」は、国内の個人・法人向けに約3000台(2010年の新車販売台数は2340台※全国軽自動車協会連合会発表)を販売したとしている。また、販売チャンネルの新しい試みとして、ヤマダ電機の首都圏17店舗で試行販売を開始しており、EV販売に様々な可能性を感じさせる動きを見せている。
【市場】EV本格普及に向け加速期に入る
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2011年2月7日