富士経済は、電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HV)などの電池と電池材料の世界市場について調査し、その結果を報告書にまとめた。調査結果によると、ポストリチウムイオン二次電池の国を挙げての開発が日本、米国、中国などで進められているものの、実用化された電池はない。現状ではリチウムイオン二次電池の高性能化で各種需要を取り込み、市場拡大へ対応していくことになると予測した。日系電池メーカーは続々と増産体制を整え、海外電池メーカーも大型投資をで体制を強化している。長期的には供給過多の懸念もあるが、当面は堅調な需要が見込まれる。
二次電池市場、2015年に6兆5740億円…富士経済(レスポンス自動車ニュース)