世界の自動車メーカーが電気自動車(EV)の開発を急ぐ中、電子部品メーカーの存在感が増している。車の動力源が化石燃料から電気に代わり、電力制御などの技術が走行に不可欠なためだ。京都の各企業もあらゆる電気製品で培ったノウハウを生かし、EVの核となる駆動系部品の開発、製造を強化している。ニチコン子会社のニチコン亀岡(京都府亀岡市)では今、EVに欠かせない「DC(直流)?DCコンバーター」や「車載充電器」の生産がフル回転で続けられている。コンバーターはリチウムイオン電池に蓄えられた駆動用の高圧電力を、オーディオなどの電装品を動かす低圧電力へと変換する機器。車載充電器はEVの動力になる電気の「受け取り口」になる。
【企業】京都の電子部品メーカー、ノウハウを生かし開発強化
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– 2011年2月2日