シトロエンのプレミアムライン「ＤＳシリーズ」の第３弾となる「ＤＳ５」。年内に欧州での発売を控える同車のテストカーを、アメリカの自動車サイト ＷＯＲＬＤ ＣＡＲ ＦＡＮＳ．ｃｏｍ が伝えた。それによると、新型ＤＳ５は2005年のフランクフルトショーでグランドツーリングカーの試作車として披露されたＣスポーツラウンジにインスピレーションを得ており、ＤＳ３やＤＳ４よりもボディサイズが大きく、車高も高いという。またプジョーの「3008ハイブリッド４」にも採用した新開発のディーゼルハイブリッド技術を搭載。これは市販車種として初めてディーゼルエンジンと電動モーターを組み合わせた、フル・ハイブリッドシステムで、ＨＤｉ ＦＡＰと呼ばれる2.0リッター直噴ディーゼルターボエンジンをフロントに置き、リアには後輪駆動用に最高出力３７ｐｓのモーターを配置。これらにより最高出力200ｐｓを発揮する。
