川崎市とＪＦＥエンジニアリング（東京都）は１０日、ゴミを焼却して発電した電力で電気自動車（ＥＶ）を動かし、ゴミを収集するシステムの実証実験を今秋をめどに始めると発表した。エネルギー循環型のこうした取り組みは、日本初としている。福田紀彦市長と狩野久宣社長がこの日、市役所で覚書を結んだ。まずは同市川崎区にある市のゴミ処理施設に、ＥＶ収集車２台のほか、車両に積む電池の充電や交換などをするユニット１台を配置する。この処理施設ではすでにゴミを燃やした熱で発電しており、この電力で充電する。
日本初 ごみで発電、電気自動車で収集 川崎市とＪＦＥ（朝日新聞）
