ルノー・日産アライアンスの会長兼CEOであるカルロス・ゴーン氏は、自動車業界で最も動じない経営者として知られている。現在、米国ではガソリン価格の下落にともない電気自動車やハイブリッドカーの販売が伸び悩んでいるが、それにも動じる気配を見せていない。1月21~24日にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会に出席した同氏は、取材に対し、今後も電気自動車の需要はなくならないだろうと語っている。原油価格の下落が自動車業界に与える影響について尋ねられると、ゴーン氏は「電気自動車市場の勢いは衰えないだろう」とコメント。その理由を、「コスト重視でクルマ選びをする人は購入を思いとどまるかもしれないが、それ以外の判断基準を優先する人たちも大勢いる。それに、原油価格は予測不能だ。現在の原油価格を昨年のうちに予見できた人はいないだろうし、来年以降の価格がどうなるかは誰にもわからない」と説明した。
【ビデオ】日産のゴーンCEO、”原油価格が下落しても電気自動車の市場は衰えない”と発言(auto blog)
【提言】日産ゴーンCEO、「原油価格が下落しても電気自動車の市場は衰えない」
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2015年2月2日