久慈市新中の橋の宮城建設は、本社社屋に太陽光発電や、蓄電池などを利用した緊急時の複合電源システムを導入した。電気自動車(EV)も導入し、非常時には自動車から電気を供給。停電時の電力を確保することにより、災害時の事業継続だけでなく、地域住民の避難施設としての機能も果たす考えだ。同社は、本社の屋上に出力10・5キロワットの太陽光パネルを設置するとともに自家発電機、9・6キロワット時の蓄電池、電気自動車2台を導入。正面玄関前には、電気自動車用充電器を設置した。電気自動車は三菱自動車の「i―MiEV(アイ・ミーブ)」と「アウトランダーPHEV」。非常時には社屋への電力供給に活用するとともに、停電場所への移動電源としても利用できる。蓄電池と電気自動車を合わせて約38キロワット時の電力をためることができ、一般家庭4日分ほどに相当する。
複合電源で災害時の貢献目指す 久慈・宮城建設導入(岩手日報)
【スマートグリッド】久慈・宮城建設、複合電源で災害時の貢献目指す
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– 2014年5月22日