青森県内の自動車整備関係者らで組織する次世代電動モビリティビジネス研究会（浅川拓克（たくかつ）委員長）は６、７の両日、八戸市の八戸工業大機械情報技術学科の自動車工学センターで電気自動車（ＥＶ）の性能試験を行い、寒冷地でのＥＶの実用性についてデータ収集に当たった。青森県の委託事業で、ＥＶの研究を地域の産業振興につなげる狙い。６日は研究会のメンバーと、同学科の自動車工学コースの学生３人が参加。研究会が製作した改造ＥＶの軽トラックの電気消費率などを計測した。東北地方で同大だけが所持する、車を載せて性能を計測できる「シャシーダイナモメータ」を使用し、鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーの１キロワット当たりの走行距離を比較した。
寒冷地でのＥＶ実用性を検証（デーリー東北新聞社）
