科学技術革新庁（A*STAR）付属の情報通信研究所（I2R）は中国の電子部品・自動車メーカー、BYD（比亜迪）と提携し、運転手不要のタクシーまたはレンタカーの開発に乗り出す。車両はBYDの電気自動車を利用する。試験に使う台数は100台以上で、車両にセンサーを取り付け、シンガポールの交通規則、道路環境において運転手がどのような運転判断を下すかのあらゆるシナリオを作り、自動の運転技術、車両管理システムを開発する。BYDの電気自動車の充電時間は2時間で、走行距離は最大250キロ。来年6月までに配備し、道路を走行させる。BYDはこのプロジェクトに2,400万Sドル（約19億円）を投じる。
運転手不要のタクシー、中国製電気自動車で運用試験（アジアエックス）
