【震災復興】石巻市、仮設からの転居支援にEV軽トラ無料シェア

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東日本大震災の被災者が暮らす宮城県石巻市の仮設住宅で、軽トラックの電気自動車(EV)を共同利用する「カーシェアリング」が始まった。今後本格化する引っ越しに活用してもらい、住民の経済的な負担を抑える。三菱自動車から無償貸与された軽トラック1台を使い、石巻仮設住宅自治連合推進会が運営する。普段は充電設備がある須江地区の仮設糠塚前団地に置き、貸し借りは市中心部に近い不動町の推進会事務局で行われる。EVは200ボルトの場合、4~5時間でフル充電され、110キロの走行が可能。糠塚前団地と推進会事務局間の移動もあるため、利用者は50~70キロの範囲で使う。荷物は重さ350キロまで対応できる。仮設住宅からの転居の増加を見据え、一般社団法人日本カーシェアリング協会が三菱自動車に働き掛け、昨年12月に導入。自治会活動として取り組んでもらおうと、推進会に運営を依頼した。

EV軽トラ無料シェア 仮設からの転居支援 石巻(河北新報)

 

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