県や日大工学部、県内企業などでつくる県自動車イノベーション研究会は、23日に東京ビッグサイトで開幕する第43回東京モーターショーに、高齢者などの使用を想定した1人乗りの小型電気自動車の試作車を出展する。同電気自動車は、県内企業の技術向上や企業間交流などを目的に、2011(平成23)年度から日大工学部と県内10企業が中心となり、3年をかけて開発に取り組んできた。転倒や衝突を防ぐ安全通報システムなどを組み込んだタブレット端末を搭載。最高速度は時速18キロ。1回の充電で約30キロ走行可能。
県イノベ研が「小型電気自動車」東京モーターショー出展へ(福島民友)