横浜市と日産自動車が運営する電気自動車のカーシェアリング「チョイモビ」が好評だ。先月11日から始まった実証実験の利用登録者は、1カ月で2700人を突破。日産は1年間の実験中に1万人の登録を目指しており、上々の滑り出しとなった。日産によると、登録者の半数以上は市内在住で、40代以下がほとんど。休日や週末は予約がいっぱいで、「正直、もっと車が必要」(同社広報)な状況だ。利用前に義務づけられている安全講習も、週末は毎回、72人の定員以上の応募があるという。このため、日産は車を当初の30台から50台に増やし、乗り降りする「ステーション」も横浜中華街やランドマークタワー周辺に新設して、45カ所から54カ所にした。担当者は「移動にかかる時間や交通費を節約でき、公共交通機関と組み合わせれば行動範囲も広がる」とPRしている。
EVシェア「チョイモビ」好評 登録数2700人突破(朝日新聞デジタル)
来るか電気自動車「ちょい乗り」時代 ―― Smart City Week2013(テックビレッジ)