フォルクスワーゲンのe-up!は、up!をベースにした電気自動車。電気自動車はモーターが動力ですから、エンジン車に比べて走行時の音が少ない。みんなにみてもらいたい車なのに、音が静かで振り返ってもらえないという悲しい現実。だったら、変わった音をわざと流して、振り返ってもらおう!という、プロモーションです。後部座席にはスモークフィルムを貼って、ボイスパーカッショニストが見えないようになっていて、彼はそこで周囲の状況に合わせてマイクで効果音を鳴らす。静かでもなけりゃ、普通のガソリンエンジン音でもない、だからみんな振り向く。そしてちょっと楽しくなる。ゴッドファーザーのテーマじゃなくてよかった。
電気自動車は静かすぎて振り返ってもらえないから、ボイスパーカッションで効果音を付けよう!(アドバタ会議)