ルノーサムスン自動車は14日、釜山市江西区新湖洞の工場で準中型の電気自動車「SM3Z.E.」の量産に入ったと発表した。「Z.E」は「ゼロエミッション(排気ガスゼロ)」の略だ。同モデルは既存のSM3にガソリンエンジンの代わりにリチウムイオンバッテリーとモーターを搭載したものだ。1回の充電で135キロメートルの走行が可能。韓国の主要自動車メーカーが電気自動車を量産するのは、昨年の起亜自動車「レイEV」に続き2例目となる。ルノーサムスンはSM3Z.E.を今年は1000台、来年は4000台生産し、韓国で電気自動車シェア1位を目指す構えだ。