独ダイムラーと石油・産業ガス会社5社は30日、ドイツにおける燃料電池電気自動車(FCEV)の燃料を補給する水素スタンド網の設置に今後10年間で約3億5000万ユーロ(5億ドル)を投じることを明らかにした。FCEVは長期的にみて排出ガス削減に最も適した自動車と考えられている。ただ、価格が高いこと以外に、水素スタンドなどのインフラ不足という大きな問題を抱えている。ダイムラーの研究開発部門責任者、Thomas Weber氏は声明で「2023年までに、高速道路(アウトバーン)の水素スタンドを増やすべきだ」と表明した
独ダイムラー、燃料電池電気自動車用スタンドに5億ドル投資へ(ロイター)