岩手県は31日、県、岩手ふるさと農協(奥州市胆沢区)、トヨタ自動車の3者で連携して行う商用電気自動車(EV)の実証試験を5日にスタートすると発表した。同日は、試験の実施拠点として商用EVを常設する同市水沢区の大型産直施設「産直来夢(らいむ)くん」で関係者による納車セレモニーが行われる。終了後、金ケ崎町のトヨタ自動車東日本岩手工場で全量生産している小型ハイブリッド車「アクア」など次世代自動車の研究開発部門の第一線で活躍する同社の小木曽聡常務役員が「トヨタの次世代環境車戦略」をテーマに講演する。講演会は無料で一般公開。定員100人。