安価で積載量が大きい3輪タクシーは、フィリピンやインド、スリランカ、バングラディッシュ、インドネシアなどのアジア市場で需要が拡大している。しかし、これらの3輪タクシーは、排気ガスによる大気汚染や燃料コストの問題を抱えている。そこで、最近になって注目されているのが、この3輪タクシーの内燃機関をモーターに置き換えた電動(EV)3輪タクシーである。アジア各国は、環境対策の一環としてEV3輪タクシーの導入を国家プロジェクトとして進めつつあり、その市場は急速に拡大するとみられている。
アジアを大気汚染から救うEV3輪タクシー、電動バイクベンチャーが新市場に挑む(MONOist)