【新技術・海外】スカニアとシーメンス、パンタグラフ付きHVを開発

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スウェーデンの商用車大手スカニアは11日、独シーメンスと電気自動車(EV)モードでの走行が可能なハイブリッド車(HV)のトラックを共同開発していることを明らかにした。試作車の屋根にはパンタグラフを搭載し、電車のように走行中の給電と充電が可能。また、電線に接触する必要があるパンタグラフだけでなく、路面からの非接触方式での給電と充電も可能となっている。道路事情に応じて2方向からの給電を可能にすることで、スウェーデンを電化道路の最先進国にすることを目指す。トラックやバスなどの大型商用車のHV技術についてはスカニアが、自動車への給電・充電技術についてはシーメンスが研究開発を担当している。スカニアのヘンリック・ヘンリクソン販売・マーケティング担当上級副社長は「両社が協力することで、車両の電動化と道路の電化を速やかに進めることが可能になる。試作車による実験は将来の化石燃料に依存しない陸上輸送の基礎になるだろう」と述べた。

スカニアとシーメンス、パンタグラフ付きHVを開発(国際自動車ニュース)

 

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