遊園地のゴーカートのように小さなクルマでちょっとそこまで買い物に-。こんな光景が近い将来、日本のあちこちで見られるかもしれない。国土交通省は軽自動車よりもコンパクトな超小型車普及に向け規制緩和に乗り出した。新たな商機をつかもうと、民間でも事業化への取り組みが活発化している。トヨタ自動車を脱サラして起業した杉本祥郎氏もその一人だ。トヨタ勤務時に豊田英二最高顧問の会長時代と、豊田章一郎名誉会長の社長、会長時代に秘書を務めた杉本氏は1996年、45歳でサラリーマン以外の生き方を試したいと独立した。
超小型車で街スイスイ、元トヨタ社長秘書も起業で参入-認可で脚光(ブルームバーグ)