昨年、GMの電気自動車シボレー「ボルト」の製造コストが、1台あたり25万ドル(1944万円)といううわさ話がネット上を賑わせていたが、もちろんこれは全くのガセ。しかし、9月10日にロイター通信が自動車業界のコンサルタントによる情報として、ボルトが1台につき、約8万ドル(約622万円)はかかっていると報じた。ロイター通信によると、GMはボルトの開発プロジェクトに推定12億ドル(約933億円)を投資。この投資額を2012年8月までの米国内における販売台数21,500台で割ると、1台にかかった開発費は56,000ドル(約435万円)。さらに、材料費や人件費といった製造コストが1台当たり24,000ドル(約187万円)かかっており、合計で8万ドルとしている。これらには、広告費やマーケティングコスト、海外での販売台数(オペル「アンペラ」も含む)は反映されていない。
実は大赤字! シボレー「ボルト」の製造コストは1台8万ドル!?(オートブログ)