日産自動車は、栃木県が行う農村地域での電気自動車活用における実証運行のため、多目的商用バン「NV200」をベースとした100%電気商用車「e-NV200」のテストカー1台を、9月3日より栃木県へ貸与すると発表した。今回の実証運行は、農村地域の直売所で販売する農作物の集荷等に電気自動車を利用し、利便性・経済性・環境性等を検証するもので、具体的な内容は以下の通りとなる。この実証運行では、過疎化・高齢化に加えて、ガソリンスタンドの撤退も進んでいる(数が減少傾向にある)農村地域において、充電作業が自宅でできる電気自動車の利便性や、排出ガスがゼロという特性を活かした出荷業務の環境への負荷低減効果等を検証する。
日産自、電気商用車「e-NV200」のテストカーを栃木県に貸与(プレスリリース)