6月28日から7月1日まで、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2012」。同フェスティバル名物のヒルクライムにおいて、英国のEVレーサーがEV部門の新記録を打ち立てた。このEVレーサーは、英国のドレイソン・レーシング・テクノロジーズ社が開発した『B12/69EV』。軽量なローラ製シャシーに、最大出力850psを引き出すモーターを搭載したモンスターマシンだ。このB12/69EVが1日、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2012のヒルクライムに出走。全長1.87kmのコースを53秒91で駆け上がり、EV部門の最速タイムを達成した。EV以外を含めた全体でも、11番目のタイムだったという。2012年1月、英国で発表されたB12/69EVが、公の場所で走行を披露したのは今回が初めて。ドレイソン・レーシング・テクノロジーズ社のロード・ドレイソン氏は、「大観衆を前にした初走行で、新記録を打ち立てられたことは喜ばしい限り」とコメントしている。
【グッドウッド12】英国のEVレーサー、ヒルクライムでEV最速記録達成(レスポンス自動車ニュース)