【市場・電池】矢野経済、リチウムイオン電池主要4部材に関する世界市場調査結果

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リチウムイオン電池主要4部材市場とは、スマートフォンやタブレットPCなどの情報通信機器の電源として搭載されるリチウムイオン電池は、十数以上の部材点数及び材料から構成されるが、本調査では、正極材、負極材、セパレーター、電解液の主要4部材を対象とする。2011年度 リチウムイオン電池主要4部材世界市場規模は前年度比111.2%の4,473億円の見込み。2011年度は日本で東日本大震災があり、一部、日系リチウムイオン電池(LIB)メーカーや日系LIB部材メーカーの出荷が減少した。一方、韓国や中国のLIBメーカーは堅調に出荷を伸ばしており、韓国や中国のLIB部材メーカーも順調に供給を増加させた。ただ、景気面では中東情勢による原油価格の高騰、欧州経済危機などもあり、全体的な需要が低迷した。値下げ要求、価格競争なども継続しており、金額ベースでのLIB主要4部材世界市場の成長率は鈍化した。その結果、2011年度の同市場規模は前年度比111.2%の4,473億円(メーカー出荷金額ベース)を見込む。

矢野経済研究所、リチウムイオン電池主要4部材に関する世界市場調査結果を発表(プレスリリース)

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