アウディは11日、オーストリアで開催されるフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント、「Wortherseeツアー」において、『e-bike Worthersee』を初公開すると発表した。同車は、アウディが開発した電動アシスト自転車のコンセプトモデル。イタリアの二輪メーカー、ドゥカティの買収を発表した直後だけに、その内容が注目される。軽量なアルミ構造の「ASF」を市販車に採用するアウディ。このe-bike Wortherseeでも、軽量化が徹底追求された。カーボンファイバー製のフレームは、わずか1.6kgという軽量さ。リアのスイングアームには、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用するなどして、トータル重量は21kgに抑えられる。モーターは最大出力3.1ps、最大トルク25.5kgmを発生。二次電池は、蓄電容量530Whのリチウムイオンバッテリーだ。充電は230Vソケットなら、2時間30分以内。最高速はモーター単独モードで50km/h、電動アシストモードで80km/hと公表されている。
アウディから電動アシスト自転車コンセプト、e-bike…最高速は80km/h(レスポンス自動車ニュース)