愛知県岡崎市にある三菱自動車技術センターで4月に竣工した新エネルギーソリューションの実証試験設備『M-tech Labo(エムテックラボ)』。設備そのものは、一般家屋の設備4軒分ほどに相当する出力20kWのソーラーパネルと出力3kWの小型風力発電機、EV5台が駐車できる充放電ブース、EVの中古バッテリー5台分の定置型蓄電装置という、スマートグリッドとしてはミニマムな規模。が、技術面では三菱自動車、三菱商事、三菱電機の3社が政府系開発プラットホームのNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)と共同で推進している「V2Xプロジェクト」実用化という重要なミッションを受け持つ装置だ。
「EVを新エネルギーソリューションに」…三菱グループの思惑(レスポンス自動車ニュース)