2012年7月からCQ出版社 エレクトロニクス・セミナで「つくるEV技術シリーズ」が始まる。EVとは電気自動車のことですが,自動車メーカーが販売するEVを取り上げるのではない。ここでいうEVとは,マイクロEV,コンバージョンEV,EVエコラン,ソーラーカー,エコノムーブ等々,皆さんで「自作するEV」を中心に考えている。セミナーでは,いわばプリミティブなEVを「つくる技術」に焦点を合わせる。EV開発には,モーター(ブレシレス・モーターなど)やバッテリー(鉛電池,リチウムイオン電池,電気二重層キャパシタなど),パワー・デバイス(MOSFET,IGBT,SiCなど)といった電子部品技術,制御系や通信系,パワー系の回路技術&ソフト技術など,多種多様な要素技術が必要。それらの要素技術が相互に関連しながらEVが構成されている。同セミナーでは,それらの個々の要素技術や要素技術間の接続技術を取り上げていく。
実習で学ぶ「モーター&インバータの原理と組み立ての実際」(テックビレッジ)