台湾の大手モーターメーカーである東元電機(TECO Electric and Machinery社)は、EV関連展示会の「2012 EV TAIWAN(第2回台湾国際電動車展)」(開催期間:2012年4月12日~15日)で欧米や中国の自動車メーカー向けへの販売を狙うインホイールモーターを初公開した。同製品は、EVベンチャーSIM-Driveの先行開発事業第1号「SIM-LEI」での研究成果を基に開発した。空冷式の3相交流永久磁石式同期モーターで、大きさは直径320×厚さ130mm、質量は49.5kgである。定格出力は20kW、最高出力は65kW、定格トルクは150N・m/1500rpm、最大トルクは700N・m/0~900rpmである。
東元電機、最高出力65kWのEV向けインホイールモーターを初公開(Tech-on)