三菱自動車は、同社の電動車両開発拠点となる「EV技術センター」を新設し、2012年5月より運用を始めることを発表した。三菱自動車は、2009年7月に世界初の量産型電気自動車(EV)となる「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発売して以降、そのさらなる性能向上に加え、新型EV車種の追加やEV技術を応用したプラグインハイブリッド(PHEV)技術の新開発など、EVリーディングカンパニーとして電動車両の展開を着実に拡大させている。これらの電動車両の開発は、これまで三菱自動車の主要R&D拠点である「技術センター」内に分散する開発・試験設備等を用いて行われてきたが、今回、「EV技術センター」を新設し、電動車両コンポーネント開発機能の一部を集約することで、開発効率の向上と開発スピードの加速を実現していく。
三菱自動車、電動車両開発拠点「EV技術センター」を新設(エクール)
三菱自動車がEVの展開加速で布石、新拠点に電池/モーターの開発機能を集約(IT MONOist)