EVは街乗り中心に使用するなら問題ないが、ちょっと遠出となるとバッテリー残量や充電器の設置場所を気にしながらのドライブになってしまう。 ドライブ先で充電器を見つけても困難は続く。充電に長時間かかるのだ。町中でも見かけるようになった急速充電器を使っても80%充電に30分かかる。もし、先客がいたら1時間である。このままでは自動車の主力にはなりにくい。 しかし、EVの進化は加速している。今年に入って解決策が続々と登場してきた。航続距離の短さと充電時間の長さの根っこは、どちらもバッテリーの性能の限界にある。 この問題を克服する策として大きく5つの方法が提案されている。(1)バッテリーの大容量搭載、(2)発電機搭載、(3)超急速充電、(4)バッテリー交換、そして、(5)EVの「電車化」――である。すでに一部は実現しつつある。
航続距離と充電問題に挑戦する電気自動車(村沢義久)(ECO Japan)
【提言】EVの5つの課題は実現しつつある
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2011年11月7日