米国のデロリアンモーターカンパニー(DMC社)は14日、『DMC-12』のEVバージョンを2013年までに市販すると発表した。同社の名を知らしめたのが、1981年にデビューしたDMC-12。1975年、当時GMの副社長だったジョン・デロリアン氏が、理想の車を作る目的で設立したDMC社の市販第1号車だ。ジウジアーロのデザインによるボディは、大胆なガルウイングドアが特徴で、エンジニアリングは英国ロータスカーズが担当。リアに置かれるエンジンは2849ccのV型6気筒ガソリンで、最大出力130psを発生した。これまでにもDMC-12復活の噂は絶えなかったが、今回、同社はEVとしてのDMC-12復活を宣言。その詳細は明かされていないが、EPICエレクトロニックビークル社と共同開発したEVパワートレインを採用するという。
デロリアン DMC-12、EVで復活…2013年までに市販(レスポンス自動車ニュース)