電気自動車(EV)の販売で日産自動車を追う米ゼネラル・モーターズ(GM)は、プラグイン型ハイブリッド車(PHV)「シボレー・ボルト」の月間生産台数を5000台に増やすことを計画している。EV系の販売での主導権確保のほか、PHVの将来の需要を見極める目的がある。日産のEV「リーフ」のこれまでの米国での販売台数は3875台と、ボルトの2745台を上回っている。日産はGMを上回るペースで生産を拡大してきたが、GMは来年1月にもボルトの生産台数を月間5000台にし、日産を逆転すると、GMのボルト担当ディレクター、トニー・ポサワッツ氏がインタビューで明らかにした。
GM、覇権奪取へボルト増産 PHV、日産EVリーフに対抗(産経BIZ)