住宅販売会社・香川セキスイハイム(高松市)は3月、電気自動車(EV)の蓄電池と連携させた省エネ型住宅「VtoHeim(ブイトゥハイム)」のモデルハウスを高松市内にオープンさせた。電力使用量を「見える化」するシステム(HEMS=ヘムス)を装備。太陽光パネルで発電した電力を日産自動車の「リーフ」や三菱自動車の「アイ・ミーブ」に充電できる。停電時にはEVから給電して家電製品に使うことも可能で、災害の備えにもなるという。同社の試算では、太陽光パネルやHEMSの設置費用が、国の補助金などを差し引いても約340万円と高額なのがネックだ。ただ、光熱費やガソリン代を年間約46万円抑えられ、単純計算すると7年余りで回収できるという。同社の担当者は「環境への配慮や防災意識の高まりから今後は需要が見込める」としており、今年度に15棟、来年度は30棟の販売を目指している。
住まいの電気 賢く使用(読売オンライン)
【スマートグリッド】香川セキスイハイム、住まいの電気を賢く使用
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– 2015年4月30日